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2022北京オリンピック開会式まとめ・感想

雑記

こんにちは。先ほど北京オリンピック開会式を視聴したので、備忘録も兼ねて感想を書きたいと思います。見たばかりで勢いで書いたので、間違ってたらすみません。

この記事を読むとわかること
  • 2022年北京オリンピック開会式の流れ
  • 開会式を見た筆者の感想
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全体的な感想

比較的短い時間でテンポよく進んでいったように思います。前回の東京五輪の開会式は4時間くらい視聴していたのに対し、今回のは2時間ちょいほど。「雪の結晶」を中心とした、壮大で煌びやかな演出は、息を呑む美しさでした。また、芸術を解する心に乏しい私でも、「何を表現しているのかわからない!」となることは少なく、ストレスなく見ることができました。

【2020東京五輪開会式の流れを思い出したい方はこちら】

「2020東京五輪と2022北京五輪の開会式、どっちが良かった?」と聞かれたら、筆者は2022北京五輪の開会式と答えます。序盤の演出が華やかで、開始10分くらいで「東京五輪の開会式はなんだったんだろう・・・」と思いました。ただ、終盤が近づくにつれ、しりすぼみ感も拭えなかったので、過去の開会式で一番良かったとまでは言えません。

※このご時世での自国開催か否かという点と、夏季と冬季で競技色が違うという点を鑑みると、比較するのは間違っているとも思いますが・・・。

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開会式まとめ

開会式の場所は「鳥の巣」とも呼ばれる、北京国家体育場です。

今大会では、会場には招待した人のみが収容されているようです。パッと見た感じ、そんなにお客さんは入っていないようでした。

鳥の巣

「24」からカウントダウン開始!二十四節気

二十四節気になぞらえて、24からカウントダウンが始まります。大型モニターに中国の名所や景色、ウィンタースポーツの様子などを写しつつ、二十四節気をたどります。アナウンサーが「日本にも馴染みがある」と言っていたけど、筆者は無知なので二十四節気に関しては知らないものばかりでした。

二十四節気

立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨、立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑、立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降、立冬、小雪、大雪、夏至、大雪、小寒

冬の万里の長城がとても綺麗でした。

立春パフォーマンス

フィールドの中央から、いくつもの緑色の線状の灯が広がります。「立春」です。

CGかと思ったら、人間が持ってるっぽいですよね。出演者とLEDのスクリーンの合わせ技だそうです。演出は、映画監督の張芸謀(チャン・イーモウ)さん。迫力がありますね。

海藻のようにゆるやかに揺れる緑の光は白色へと変化し、タンポポの綿毛のように舞い上がります。そして、北京の空に「立春」「SPRING」の花火が上がり、スタジアムの外観は朱色に覆われます。

習近平国家主席・トマスバッハ会長紹介

中国の習近平国家主席とIOCオリンピック委員会のトマス・バッハ会長の紹介。黒いオリンピック仕様のマスクをして、立ち上がって手を振ってました。

国旗の入場

国旗を持った子供達がフィールドに入場し、列になった中国の一般市民の間で旗を手渡ししあって、ポールのある台上まで国旗を送り届けます。少年が『我和我的祖国(私と私の祖国)』という曲をトランペットで演奏していました。とても上手です。

国歌斉唱

中国の国歌斉唱に合わせ、国旗が掲揚されていきます。君が代よりテンポが早く抑揚のある感じの曲でした。

『黄河の水 天上より来たる』

フィールドに設置された縦長のスクリーンに、情報から墨が滴り落ちる様子が映し出されます。それが徐々に大河へと変化。『黄河の水 天上より来たる』という漢詩から着想を得たそうです。

巨大な氷の直方体が登場

フィールドの中央から巨大な直方体が沸き上がってきました。CGじゃなく本物。氷のような、水槽のような感じ。続いてその中に、文字や絵を通して冬のオリンピックの歴史が映し出されます。24本のレーザー光線で行っているそう。

直方体の中から五輪マーク登場

LEDライトで描かれた、アイスホッケーのパックのようなものが直方体へとぶつかり、中から氷のような五輪マークが現れます。

きれいですね〜

選手入場

開始から20分くらいして選手入場が始まりました。東京五輪より早いのではないでしょうか。

会場の足場が氷のようになっていてとても綺麗に見えます。

今回の入場は

  • 漢字で書いた時に一文字目の画数が少ない順番に入場(ギリシャや中国は除く)
  • BGMはクラシックの名曲。大体聞いたことある(ウィリアムテルや威風堂々など)。中国入場時は2008年の北京五輪でも流した祖国を称える曲。
  • 国名プラカードは、結晶を模した透明な掲示板のようなものに水色の光で英語・中国語表記で国名が刻まれている。
  • 入場後、選手はその場に止まらず、観客席に移動。

日本は10番目の入場で、騎手はスキーノルディック複合の渡部暁斗選手とスピードスケートの郷亜里砂選手でした。

結晶の国名プラカードでのパフォーマンス

選手入場終了後、フィールドに残るのは国名の刻まれた雪の結晶プラカードを持った人たち。彼女たちが円を作り、中央へ集まっていきます。

この雪の結晶のデザインは、中国結びから着想を得たそうです。中国結びには、団結と繁栄を象徴する意味があるとか。

スクリーンに映し出される壮大な宇宙の中、大きな結晶が舞います。オーロラのかかる地球の映像も綺麗です。

私たちの日常と選手たちの連動

モニターに、一般人とアスリートたちが交互に映ります。選手が怪我をして立ち上がれば、一般人も立ち上がる。

蔡奇会長スピーチ

北京オリンピック・パラリンピック組織委員長の蔡奇会長のスピーチです。ゆっくりはっきりとした口調で、とても聞き取りやすい中国語でした。時間的には5分ちょいでしょうか。

バッハ会長スピーチ

東京五輪ではただただ話が長かった記憶のあるバッハ会長の挨拶。大体10分くらいでした。

その間、バッハの後ろで各国の国旗を持って立っている人達がずっと笑顔を絶やさず白い歯を見せていたのが印象的でした。

習近平国家主席による開会宣言

習近平国家主席が開会を宣言すると、会場が赤く変化し、花火がどーんどーんどーん!!!第24回冬季競技大会開会です!!!!!!

赤みがかっていると、思ったより鳥の巣に見えますね、

スローガン『共に未来へ(一起向未来)』が登場

カジュアルな服装に身を包んだ、人種や肌の色が異なる人達が、一列横隊して並んで同じ方向へ歩き出します。

歩いた後には日常の写真が何枚も表示されていきます。そして『共に未来へ(一起向未来)』と言う大会スローガンが出てきます。

ジョンレノンの曲に合わせてスケーティングパフォーマンス

ジョン・レノンのimagineに合わせてスケートを滑る人が登場。滑った後には波のような軌跡がつきます。そのあと

更快 faster

更高 higher

更強 stronger

更団結 together

の文字が現れます。

オリンピック旗登場

歓喜の歌をBGMに、6人のレジェンドアスリートがオリンピック旗を持ち、先程の波のような軌跡の上を歩いてくる。

オリンピック賛歌

40人の子供たちからなる合唱団がギリシア語で合唱。服のキャラクターが可愛い。歌に合わせてオリンピック旗が上がっていく。

選手、審判コーチの代表による宣誓

4名で同時に宣誓しました。カードめっちゃ見ながら喋ってた。

ウィンタースポーツをする子供

子供たちがウインタースポーツをする映像が流れます。まだ小さいのに上手に滑っててすごいなあと思いました。

平和の象徴「鳩」で結晶を囲む

会場で子供達が開会式のテーマソング「雪の結晶」を歌い始めます。すると、平和の象徴の「鳩」のオブジェを持った子供達が次々に現れます。中央の大きな結晶もより一層輝き始め、段々と鳩がその周りに集まり、ハートマークの完成です。

聖火入場

1950年代生まれ、1960年代生まれ、1970年代生まれ・・・のように、段々と若い世代のオリンピアンへとトーチが引き継がれていきます。最終ランナーは2000年代生まれで、クロスカントリーとノルディック複合の2名の選手が務めました。

聖火点灯

トーチを持った2人はフィールド中央の大きな雪の結晶に向かいます。2人のいる床が徐々に上がっていき、何が起こるんだ、一体どこに点火するんだ、とそわそわしていると・・・・・・まさかのトーチをそのまま雪の結晶の中にある台にさし、聖火に!!!!!火、小さくて見えない!!アナウンサーが「消え入りそう」と言っていたけど、本当にそんな言葉が似合う。波動のような眩しい演出を経て、聖火は段々と上空へと上がっていきます。

そして、五輪色の花火を皮切りに北京の上空に花火がばばーん!!!!

聖火を仰ぎ手を振る演者を見て、開会式終了です。

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特に印象に残ったこと

今回の開会式で特に筆者の印象に残ったのは次の2つ。

  • サモアの選手が氷点下の寒さの中、上半身裸で選手入場していた。
  • トーチをそのまま台にさして聖火にする斬新さ。

オリンピック周りで感染者の報道が続いていますが、選手の方が無事出られることを祈るばかりです。明日から応援頑張ります!

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