本書の情報
まず結論として、この本は個人的には非常におすすめできます。
自分はこの本を読んでReactを使用してオリジナルのWebアプリを開発することができるようになりました。
どんな方におすすめできるのか、どんな感じの本なのかを書いていきたいと思います。
本書の基本情報は、
著者 : 掌田 津耶乃
発売日: 2021年2月27日
出版元:秀和システム
ページ数: 460ページ
定価: 3300円
自分のスペックを紹介します。
- ReactはProgateをやった程度
- 趣味でPythonのFlask + html + cssでwebアプリ開発経験あり
- 普段はデータサイエンスやAIエンジニアよりの仕事をしている
- javascriptは趣味でかじった程度
本業はAIエンジニアのためweb開発においてはかなりの初心者ですが、機械学習を用いた簡単なアプリケーションなどは構築経験があります。
そのときにhtmlやcss、javascriptはかじったことがある程度で、Reactに関してはProgateで基本的な文法を勉強した程度です。
業務でバリバリ使用できるレベルではなく完全にweb開発は趣味程度です。
あるときモダンなフレームワークであるReactを触ってみたくなり、入門書を探していたところ本書に出会いました。
対象読者
対象読者は公式ページによると、
ようこそリアクティブ・プログラミングの世界へ! 本書は、JavaScriptの入門書を読み終えた方向けに、JavaScriptフレームワーク「React.js」を使ってWeb開発をする方法をわかりやすく解説した入門書です。第2版では、新バージョン17対応、新しい周辺ツールやデータベースサービスに対応した内容に刷新しました。既存の入門書で挫折した人でもついていけるように、手順を可能なかぎり省略せず、手取り足取り教えていく形で説明します。
https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798063980.html
公式ページに書いてある通り、プログラミングを全くやったことがない人がいきなり取り掛かるのは難しいと思います。
しかし、
- 付録で最低限のJavaScriptの文法は学ぶことができる
- 全体的にものすごく説明が丁寧でReact初心者にやさしい。
普段他のプログラミング言語を使用している方だったらJavaScriptの経験がなくても十分読み進めることは可能だと思います。
もし心配な人はProgateのJavaScriptをやれば十分でしょう。
読んだ感想
読んだ感想とメリットとデメリットをまとめていきたいと思います。
- 説明が丁寧で挫折しにくい
- 必要な箇所に絞って解説している
- Reactの1冊目の本としてはおすすめできる
- Hooks, Next.js, firebaseなどどんなものかは理解でき最低限触れるようになる
- 簡単な自作アプリを作ることができるようになる
- サンプルコードが動かないところがあった
- サンプルコードの全てが1つのテキストファイルに書かれているところ
ごく一部のサンプルコードが動かないことなどを除けばReactの入門書としては、かなり良いのではないかと思います。
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