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【経済法】1位合格者のおすすめの基本書・演習書・判例集はどれ?【司法試験】

司法試験

 こんにちは、ごま太郎です。この記事では、経済法の基本書、演習書、判例集について書評をします。各本の概説だけではなく、実際に使ってみた感想を詳しく書いていこうと思うので、ぜひ参考にしてください!

※筆者の使用したものより新しいバージョンのものが出ている可能性もございますので、ご購入の際はお気をつけください。

対象:経済法の基本書・演習書・判例集

内容:概説、使用した感想、良い点・悪い点、オススメの使い方など

ごま太郎
ごま太郎

多くの受験生が使っていない本をよく使っていたり、逆によく使っている本を使っていなかったりするかもしれません!

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基本書・演習書

独禁法講義 第9版(白石忠志著)

どんな本?

 「経済法界の巨匠」白石先生の著作です。本書は、後述の『独占禁止法』と合わせて、姉妹本の一角をなしています。白石先生は、いわゆる「通説」と言われる見解と一線を画しているきらいがあり、白石先生の見解に沿った書籍はあまり多くないですので、白石先生の見解を知りたいという方には必読の本です。

GOOD① 白石説をざっくり知れる!

 本書の印象としては、短いページ数の中にぎゅっと白石先生の考えを詰め込んだという感じでしょうか。白石先生の独禁法の体系化の仕方や、通説的な見解との考え方の相違点を知ることができます。白石先生の立場をベースに独禁法を理解したいという方はもちろんのこと、通説的な見解で勉強を進めてきた人が読んでみても、新たな発見があったり、理解が深まったりするかもしれません。

GOOD② 独禁法を大極的に説明してくれる!

 独禁法は、法律の全体像を掴むことが特に大事だと思いますが、本書は十分にその役割を果たしてくれます。独禁法の勉強の始めたての頃に、各条文を縦割り的に理解しようとしたり、各要件の解釈にこだわりすぎたりすると、木を見て森を見ずの状態に陥ります。そして、途中で勉強を辞めてしまったり、横断的な理解が困難になってしまったりします。本書は、誤解を恐れずに言えば、「細かいこと気にしないで独禁法ってどんなもんかまずは知ろうぜ」というテイストの本だと思いますが、全体像を掴むにはもってこいの本だと思います。

GOOD③ 図解が豊富!

 独禁法は、当事者の関係図や市場の流れなどを図示することが非常に重要です。図示することで、頭が整理されたり、分析を加えやすくなったりします。本書には、初学者にも分かりやすいように、これでもかというくらい図が書き込まれています。文章だけだとわかりづらいような説明でも、図を兼ねて説明してくれるので、とても理解しやすいです。勉強したての頃は、自分で図を書く際、どのように書いたらいいか迷うことがあるかと思いますが、本書の図式化の仕方を参考にして、自分なりにアレンジしてみるのもいいかもしれませんね。

GOOD④ 時代の最先端を行っている!

 白石先生は、時代の最先端の問題を多く扱っていますが、本書でもその一端を見せてくれています。司法試験に直接的に役に立つかはわかりませんが、最先端の問題に触れることは、知的好奇心が刺激されますし、独禁法の可能性をすごく感じさせてくれます。

BAD「ざっくり」としか理解できない

 BADというか、本書がそういう性質の本であるため仕方ないのですが、本書は記述が淡白です。本書だけでは白石先生の立場を「ざっくり」としか理解できません。そのため、より白石先生の見解を理解したいという人は、次に紹介する「独占禁止法」を読み込む必要があります。白石先生自身としては、この姉妹本の関係について次のように述べています。「『独占禁止法』は大量の情報を体系的に収録するもの、『独禁法講義』は同様の体系化のもとで、具体例や図表を交えながら概観するもの、という役割分担である。いずれか初級でいずれが上級であるなどとは考えていない。熟練の登山者にも概略地図と詳細地図が必要であろう。」。私個人としては、白石先生の見解を理解するためには、独禁法講義だけでは心許ないと思うので、白石先生の考えを深く知りたいという方は、次の独占禁止法を読み込むことをおすすめします。

『独禁法講義』(白石著)はこんな人にオススメ

独禁法を白石先生の見解をベースに理解したい方。

ここまでの説明を読んでいただければ、本書が必読だということがご理解いただけると思います。

いわゆる通説的な見解で勉強をされてきた方。

「白石説」なるものが存在していると聞いて、一度どんな考えなのか見てみたいなって好奇心が湧いてきませんか。本書は、白石説の一端をざっくりと垣間見せてくれます。それほど、頁数も多くないですし、内容も平易なので、ぜひ少し時間を取って読んでみてください。複眼的な思考ができるようになることで、事案分析能力が高まること間違いなしです。

独占禁止法 第3版(白石忠志著)

どんな本?

 白石先生の理論書で、前述の『独占禁止法』と並んで姉妹本となっています。だいぶ骨太な内容になっていますが、経済法を体系的・本質的に理解したいと思っている方は、本書一択だと思います。本書は、独禁法学習者のレベルを一気に引き上げてくれる画期的な本です。読むのに苦労しますが、本書の内容を理解する前と後では見えている世界が違います。

GOOD① 体系化の仕方が優れている!

 本書の良さは、なんといっても体系化の仕方が優れていることだと思います。「独禁法の法体系がどうなっているか簡単に説明してみて」と言われて答えられるでしょうか。本書を読めば答えられるようになります。

 勉強を進めるとわかりますが、独禁法は、一つの行為に対して複数の条文が適用可能だったり、同じ要件が複数の条文に存在していたりと、結構ごちゃごちゃしています。そのため、体系を意識せずに勉強をしていくと、同じものを別のものと捉えて非効率な勉強をしてしまったり、独禁法の理解が非常に断片的なものになってしまったりしてしまいます。逆に、体系化が十分になされていると、同じものは同じものとまとめて勉強できますし、個々の条文の知識が有機的に繋がり、横断的な理解が可能となります。

 本書は、独禁法を体系的・本質的に理解したいと思っている方にはうってつけの本だと思います。

GOOD② 理論的で筋が通っている!

 本書は、とても理論的です。独禁法講義で概説だけされていた事柄に関し、その行間を埋める理論を説明してくれます。本書は、自説を展開する際にも、それを支える法理論をしっかりと説明してくれるので、理解がしやすく、記憶も定着しやすいです。根本をしっかり理解していると、多少問題が捻られたとしても、動揺することはありません。

 本書で独禁法を根本から深く理解すれば、試験でも安定した点数が取れるようになります。

GOOD③ とにかく読みやすい!

 本書は、文章が巧みで読みやすいです。そもそも理論的で論旨明解なだけではなく、段落分けの仕方、文と文の繋げ方や単語選びのセンスなど、いろんな要因が合わさってのことだと思いますが、とにかく読みやすいです。東大の教授の書く文章はとても読みやすく説得的なものばかりですが、その中でも、本書の文章は読みやすい部類に入ると思います。個人的には、刑法の橋爪教授の文章もめちゃめちゃ読みやすいですが、本書もそれに負けず劣らず読みやすいです。

 この読みやすいというのは、途中で読むのを挫折する可能性を低めるという意味ではもちろんのこと、司法試験にも間接的に役に立つと思います。結局どれだけ勉強してもそれを表現して採点者に伝えなければ意味がなく、また、読みやすい文章を書くための最短の方法は、読みやすい文章を読みまくることだからです。本書の副次的な効果として、文書の表現力の向上も望めるかもしれません。

BAD① ボリュームが多い

 分厚さをみると、思わず尻込みしてしまいます。実際読んでいても骨太な内容で、理解するのに時間がかかる部分もあります。

 ただ、本書は、数百ページありますが、司法試験で役に立つ頁は限られているので、実際に読み進める必要があるのはそれほど多くないとも言えます。

『独占禁止法 第3版』はこんな人にオススメ

★本気で独禁法を勉強したい方。

本書が骨太な内容でかつ分量が多いと言うこともあって、本気で独禁法を勉強したい方にはぜひ読んで見て欲しいと思います。その意欲のある方の期待に応えられるだけの内容が本書には詰まっています。

東大ローで経済法を選択している方。

東大ローでは白石先生が教鞭をとっており、白石説で授業が行われています。『独禁法講義』は、指定図書であるため当然に購入するわけですが、この『独占禁止法』も購入する必要があります。授業では理解し切れなかった部分の復習に用いるなどすれば、理解の定着度が全然変わってきます。実際、この本で授業の復習や定期試験対策をしていた人は軒並みAやA +を取っていました。経済法は4単位分で成績に大きく響くので、この本でしっかり勉強して、A以上を目指しましょう。

独占禁止法 第6版 (金井貴嗣・他編)

どんな本?

 本書は受験生時代、白石説ではない通説を理解するために買いました。多くの受験生の中では、メインの本のようですが、ごま太郎の中ではサブの本として位置付けていました。白石説を採用していたごま太郎としては、評価し難いところですが、書いていこうと思います。

GOOD① 通説的な考え方を知れる!

 私は、白石説を主に採用して経済法で1位を取ったため、白石説が受験的には少数説で取るべきではないという時代は終止符を打たれたと思います。ただ、一方で、それだったら白石説を全て採用しろというわけではないと思います。通説的な考え方を理解してこその、それのアンチテーゼとしての有力説があると思うので、盲信するのはよくありません。より心に刺さる考え方といえば、実際に司法試験では通説の方が答案を書きやすかったり、点が入りやすかったりするので、通説的な考え方も知るべきだと思います。その意味で、本書は勉強になります。

GOOD② 判例や審決を上げる頻度が多い!

 「こういう考え方がある」「実際にこういう事例があった」など、判例や審決をたくさんあげてくれます。具体的な事例をあげてくれることで理解が進みますし、判例を調べたりするときも役に立ちます。

BAD① 体系化がイマイチ

 致命的なデメリットとしては、体系化がよくないということです。一応配慮がなされているようですが、いまいちすっきりしていません。先に全部説明した上で、後から説明するという形ではないからです。それぞれの条文をぶつ切りに理解していて効率が悪いし、縦横無尽に独禁法を扱えるようにはならないと思います。

BAD② 文章が読みづらい

 これも致命的なデメリットであると思いますが、単純に文章が読みづらいです。文と文の繋がりが見えにくいし、何を伝えたいかはっきりしないです。記述的羅列的な印象を受けます。難解な理論書であっても、文の繋がりがわかりやすいのであれば、頭に入ってくるのですが、繋がりがわかりづらいので、頭に入ってきません。

 共著の弊害です。それぞれの箇所で、違う用語が用いられていたり、同じ用語が違う意味で用いられていたりと、読んでいて無用な負荷がかかります。語句の意味が大事になってくる法律の基本書だと本書を参考にしていいのかなと疑問に思ってしまいます。

★オススメの使い方

 白石先生の本で頭の中に完全に独禁法の体系を作り上げた上で、通説的な見解を知りより理解を深めたり、試験的にどう書けば点が来るかを知るために、つまみ食い的に読むのが良いと思います。

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判例集・参考書等

続いて判例集・参考書等を簡単にレビューしていきたいと思います。

経済法・判例審決百選 第2版(金井貴嗣・他編)

レビュー

 「経済法って、百選読む必要あるの?」と思っている方はいませんか。ごま太郎も受験生の時に、同じ疑問を抱えていました。この問いに対するごま太郎なりの答えは、「読まなくても、上位答案は書ける、ただ超上位を狙うなら読むのは必須」というものです。司法試験経済法の問題は、百選判例を若干捻ったような問題が出ます。それは、百選を読んでおらずその事例を知らなくても、十分解けるものなので、それなりの点数を取るのであれば、読まなくても大丈夫です。ただ、判例の事案とその内容を理解していれば、問題を一読して「あの判例ね、これが訊きたいのね」と題意を素早く捉えることができます。この感覚が、回答を作る上でどれくらい重要かは言うまでもありません。

『経済法・判例審決百選』はこんな人にオススメ

★時間に余裕があり、超上位を狙う人

独禁法事例集(白石忠志著)

レビュー

 白石先生が重要だと思った事例をまとめた判例集です。司法試験的に言えば、役に立ったことはないです。白石先生が、実務の判例をどう理解しているのかを知るにはいいと思います。個人的には、理解も深まりますし、おもしろい問題提起も多々あるので、興味深いのですが。

『独禁法事例集(白石忠志著)』はこんな人にオススメ

★時間に余裕があり、白石先生の考えをより深く知りたい人

司法試験論文過去問答案パーフェクト ぶんせき本(辰巳法律研究所)

レビュー

 いわゆる分析本です。上位答案が収集されています。これは使う意味があると思います。多少内容が本番と変わっているところはありますが、それくらいの順位の人がどのような答案を書いているのか知るのは非常にいい勉強になります。ちなみに、ごま太郎は再現率90%くらいです。

 経済法以外も載っているので、最近のやつくらいは買ってもいいのかなと思います。

ごま太郎
ごま太郎

私の答案も令和2年度版のものには載っていると思います。

★『ぶんせき本』はこんな人にオススメ

★受験生全員

1冊だけで経済法(辰巳法律研究所)

レビュー

 残念ながら、これ1冊で経済法ができるようにはなりません。解説や答案の書き方が乗っていますが。これだけ読んで実践で使いこなすのは相当難しいと思います。他の人が作った解き方をそのままトレースして自分に当て嵌めても応用力がないと思います。自分で考えて、解く方法を構築していかないといけないです。その意味であまり価値はないかなと思います。ただ、H26年までの上位答案が載っているので、それを利用する意味では買っていいのかなと思います。

※下記リンクは労働法なので要注意。

論点解析経済法(川濱昇・他著)

レビュー

 ごま太郎は使っていませんでしたが、周りの友人は使っている人が多かったです。この本は、各単元ごとに問題が設定されているので、苦手分野を重点的に演習したいと言う方には向いています。個人的には、演習は司法試験の過去問で必要十分だと思っていますが、それだけだと不安だと言う方は、ぜひ手に取ってみてください。

★『論点解析経済法』はこんな人にオススメ

★苦手分野を重点的に演習したい方。

★演習が過去問だけでは不安な方。

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おわりに

 最後までお読みいただきありがとうございます。この他にもいろいろとあると思いますが、有名どころは押さえられたかなと思います。実際に基本書等を選ぶ際には、大学・大学院で指定されるか、何点とることを目標とするかなどいろいろな考慮要素がありますので、この記事を踏まえてご自分に合った基本書選びをしていただければと思います!

 具体的な学習方法もご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。

コメント

  1. たこ より:

    はじめまして。
    こちらのブログを参考にさせていただき経済法の勉強をしている者です。
    もしよろしければ、白石説で答案を書くにあたって、出題趣旨や採点実感などで指摘されている規範や手順との折り合いをどのようにつけていたかについてブログに書いていただくことはできないでしょうか。
    具体的には、思考は白石説でして答案は通説的理解に沿って書くべきか、答案も白石説通りに記述するべきかという点で悩んでいます。(たとえば市場画定については「商品役務、地理的範囲を、需要の代替性を基本として云々」という通説的理解と、需要者の範囲を画定した上で選択肢となる供給者の範囲を検討するという白石説からの理解があると思いますが、本質的には同じことだとしても、答案へのあらわれ方が大きく異なるように思います)
    お忙しいかとは思いますがご教示いただければ幸いです。
    よろしくお願いいたします。

    • Tempura no hiluneごま太郎 より:

      たこ様

      はじめまして。この記事の執筆者のごま太郎です。
      御丁寧にコメントしてくださり,ありがとうございます。

      最近少々忙しくなってきたため,御指摘の点について,受験生時代の私の考え方を,
      本コメントにて簡単にお伝えしようと思います。
      ブログ記事にできず申し訳ございません(時間ができたら書くかもしれないです)。

      結論から言えば,
      「思考は白石説ですることを前提として,答案を作成するに当たっては,
      ①通説的見解で書かないと点が入らない場合には通説的見解で書く,
      ②通説的見解で書こうが白石説で書こうが点数が変わらないものは,白石説で書く」

      という対処をしていました。

      受験生時代,白石説で答案を書くと,出題趣旨や採点実感から外れた内容の答案になってしまい,もどかしい思いをすることが少なくありませんでした。当初は,「正しいことを書いて何が悪い」と出題趣旨や採点実感を無視していましたが,いろいろ考えた結果,上記の対処法を取ることにしました。

      司法試験は,言ってしまえば,ただの点取りゲーです。法的な思考能力を問うなどと高尚なことをいっていますが,点取りゲーの側面で言えばパズドラやツムツムとかと同じです。試験委員が作った採点項目があって,それに合う内容のことを淡々と書けるかどうかだけが合否の基準です。学問的に正しいかどうかは二の次です。ただ,それだけの試験なので,自分の正しいと思っていることとは違っていても,言わば採点項目を教えてくれている出題趣旨や採点実感で指摘されている規範や手順も重視することにしました。

      ①の具体例でいえば,企業結合の反競争性を検討するにあたって,白石説だと単独行動の場合と協調行動の場合とで場合を分けることに実益はないとされていますが,出題趣旨や採点実感では場合を分けて検討するように何度も指摘されているかと思います。この指摘を無視してしまうと,出題趣旨や採点実感から採点項目であると推測される「場合分けの必要性の理解」「各場合についての検討」といった要素について点が入らないことになります。そのため,場合分けをすることに実益を感じていませんでしたが,答案を作成するに当たっては,場合分けをして検討していました。
      ②については,例えば,通説でよく使われる語句のいくつか(競争回避,競争排除とか)は使っていませんでした。これに対応する白石説の語句が存在しており当然採点者もそれを知っているはずですし,定義の内容やあてはめの考慮要素もほとんど同じで点数に変わりがないと思ったからです。

       付言しておくと,白石説と通説とで顕著に内容が違っている部分として,市場画定の方法と要件としての因果関係の要否があるかと思います。あくまで点を取るという観点からみると,市場画定は通説的見解の規範や手順を踏めばよく,因果関係はあえて別途に検討する必要はないと思います。
       市場画定については,需要者の範囲を確定する必要のある難しい問題が出ないことが理由です。需要者の範囲を画定するといった規範を立てたり,あてはめをしたりする必要性がない一方で,若干書く量が増えてしまいます。これは私が受験生の時に使っていた規範・手順ですが,『「一定の取引分野」とは、競争が行われる場である市場のことをいい、商品役務及び地理的範囲の観点から、需要の代替性を中心として、必要であれば供給の代替性をも考慮して、検討対象市場が画定される。』といったあたりさわりのない無難な規範・手順を機械的に使っていけばよいと思います。
       因果関係についても,因果関係の有無で違反の有無が左右されるような難しい問題が出ないことが理由です。出題趣旨や採点実感でもこれまで因果関係を検討するようにとの指摘はされたことがありません。

       白石説で勉強していくと答案作成に当たり悩むことが今後も多々あるかと思います。その時には,「1番点が入る書き方は何か」といった観点から答案の作成方法を考えてみたください。「それならいっそ白石説を勉強するのやめよう」と思われるかもしれませんが,答案の「表面」には反映されなくとも,問題を適切に読み解き分析するのに役に立ちますし(私自身このやり方で経済法1位を取りました),白石説を勉強することは,実務に出ても役に立ちますから(白石先生は私がインターンに行った大手企業法務事務所の独禁法のパートナー達からの評価はとても高かったです),勉強を継続していただければと思います。
       以上,長文になってしまいましたが,御回答とさせていただきます。御参考になりましたら幸いです。たこ様の今後の御健闘を期待しております!

      ごま太郎

      • たこ より:

        ごま太郎様

        ご返信いただきありがとうございます。まさにご指摘の点について同じように悩んでおりましたので、大変参考になりました。
        試験まであと少しですが頑張りたいと思います。

        たこ

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