こんにちは、ぴーくんです。今回は、FP3級に1週間で合格した勉強法についてご紹介します。
はじめに
現在この記事をお読みの方はこんな方が多いのではないでしょうか。
- 試験に申し込んだはいいものの、気づいたら勉強しないまま1週間前になってしまった
- FP3級は1週間で合格できるのか気になる
結論から言うと、1週間で合格することは可能です。実際に金融知識ほぼゼロの筆者は1週間の勉強でFP3級に合格しています。運もあるので100%受かるとは言い切れませんが、合格の可能性を高めるための1つの選択肢として、今回ご紹介する勉強法をお読みいただければと思います。ちなみに独学です。
FP技能検定3級について
FP3級は学科試験と実技試験で構成されています。合格点は6割以上です。今回は勉強法をメインに書きたいので、試験概要等は公式サイトをご覧ください。
受検者データ
FP3級を受ける1週間前の筆者のスペックはこんな感じです。
- FPの勉強皆無。
- 高校や大学で経済分野等を専攻したことがない。
- 金融系の仕事をしたことがない。
要は金融知識がほぼゼロです。
社会人になって、お金のことが全然わからないことに危機を感じ受験を決めました。前もって計画的に勉強しようと思っていましたが、気づいたら試験1週間前に・・・。
合格スコア
FP3級の合格最低点は6割です。合格時の成績はこちら。
学科 52/60(得点率86.7%)
実技 30/50(得点率60.0%)
実技はギリギリですが、学科は余裕を持って合格しています。学科試験の合格法としては信頼できるものとなっているのではないかと思います。
おすすめの参考書&サイト2選
1週間でFP3級に合格するためにおすすめするのは次の2つです。
- TAC出版「みんなが欲しかった! FPの教科書 3級」
- FP3級ドットコム 過去問道場
これらの他にTAC出版「みんなが欲しかった! FPの問題集 3級」というものも使用しましたが、上記のFP3級ドットコムというサイトがあれば必要ないと思います。1週間という短期間ですから、参考書を絞って集中して取り組んだ方が効果的です。
勉強法
勉強の一連の流れとしては、次のようになります。
- 過去問に目を通し、テストの形式・傾向を知る
- 参考書を読み、知識を入れる(インプット)
- ひたすら過去問を解き、知識を定着させる(アウトプット)
それぞれの勉強法のポイントをまとめていきます。
過去問に目を通す
最初にテスト形式を知ることはとても大切です。まずは過去問に軽く目を通します(解く必要はありません)。どういう出題形式をしているのか、どういうところを穴埋めするようになっているかなど、なんとなくの傾向を掴みます。
FP3級の解答方法は短答式なので、0から答えを生み出さなければならない論文式ほどの勉強量は必要ありません。
試験問題は公式サイトでも見ることが出来ます。
参考書を読む
次に、参考書を読み知識をインプットします。実際に使用したものの使い方を交えて紹介します。
TAC出版「みんなが欲しかった!FPの教科書 3級」
知識の吸収にはこの本しか使用していません。集中して1周読みます。時間があれば知識が薄れた頃にもう1周しましょう。知識の吸収のほか、過去問を解きまくる中でもう一度知識を整理したい時に参照するものとしても役立ちます。
- ただ読むだけではなく理解する必要がありますので、必ず集中して読みましょう。
- 当日は6割取れれば合格なので、全部を完全に吸収する必要はありません。理解するのにあまりに時間がかかりそうであれば、試験直前に丸暗記で詰め込めばいいのでスルーします(付箋とかを貼っておくと便利です)。
- 年度によって制度が改正されることもあるので、必ず最新のものを買いましょう。
過去問を解く
いよいよ過去問を解きます。重宝したのがこちらのサイトです。
FP3級ドットコム 過去問道場
掲載されている過去問の量が多く、年度ごとだけではなく、ジャンルごとに問題を解くこともできます。また、自分の間違った問題だけを復習したり、苦手分野がどこなのか分析することができるなど、学習機能が充実しています。それでいて無料。素晴らしいサイト様です。
- スマホでできるので、通勤中などの隙間時間にも勉強できます。
- ジャンルごとに問題を解くと、どのようなものが出やすいのかなんとなく把握できます。よく出やすいところや苦手分野など、試験直前に再確認する用に、参考書の方に付箋を貼っておくのも○。
- 年度によって改正される制度もあるので要注意です。最新の参考書を持っていると安心です。
時間が足りなかったので過去問を全部解くことはできませんでした。時間の許す限り解いた感じです。
試験当日
逃げずに会場まで行った時点で心持ちは満点です。最後の力を振り絞って頑張りましょう。以下、試験当日のポイントをまとめます。
空き時間を活用
午前と午後でかなり時間が空くので、しっかりと参考書を持ち込みましょう。直前に詰め込もうとしていたところや自信のないところを中心に読み、試験に臨みます。
何もわからなければ、選択肢から推測
確固たる知識がなくても、選択肢が文章の場合は、選択肢の整合性だけで答えが導けることもあります。筆者もそれで得点した問題があります。闇雲に鉛筆を転がして選択肢を選ぶ前に、推理して解けないかどうか考えてみましょう。
気持ちを切り替える
学科がうまくいかなくても気にする必要はありません。学科が落ちても実技が受かれば次回の試験で免除を受けることが出来ます(ただし免除できる期限が決まっているので注意)。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございます。ここで紹介したのはただ受かるためだけの勉強法ですので、しっかり理解するにはおすすめしません。
筆者は実務で使うわけではないので、ぼんやりとした知識を得ただけでも勉強した甲斐はあったなあと思います。
これから受験される方、早めに着手して計画的に勉強するに越したことはないです。皆さんが合格されることをお祈りしております!
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